相続の基礎知識
人が亡くなると、その人が残した財産に関する「相続」が発生します。
この「相続」ですが、当事務所に相談に来られる方の中にも、人生で初めて経験するという人は少なくありません。
一方で、多額の金銭や高額の財産の所有権の移動が起こる「相続」は、何の知識も持たないで臨むにはあまりにリスクを伴うものになります。
そこで本ページを通して相続に備えて知識をつけていきましょう。
相続が発生したらどうする?
人が亡くなることで「相続」が始まります。
相続の手続きは複雑なものが多く、十分な知識なしで臨むと思わぬところで躓く可能性があります。
個人的に躓く程度ならまだ良いのですが、時には他の相続人とのトラブルに発展するケースもあるので必ず正規の手順でトラブルを回避して手続きを進めることが大切になります。
まずは「誰が(相続人は誰か)」「何を(相続財産は何か)」「どのくらい(どう分割するか)」という最もトラブルになりやすい基礎的な部分の知識を付けましょう。
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法定相続人と法定相続分ってなに?
被相続人(亡くなった方)が遺言を作成していなかった場合は、民法に従って遺産を分割していくことになります。
民法には、誰が相続人となるのか(法定相続人)についてと、各相続人が受け継ぐ財産の割合(法定相続分)についての定めがあります。
例えば、被相続人に配偶者と子供が二人いるような場合には、配偶者が相続財産の1/2、子供達がそれぞれ1/4ずつ相続すると民法で定められています。
ちなみに、必ずこの割合で相続を行わなくてはならないというものではありません。
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『「法定相続人」と「法定相続分」って何?相続の基礎を解説!』はこちら
戸籍収集は大変なんです…
法定相続人はどのように決定するのでしょうか?
その答えは、「被相続人の戸籍を生まれた瞬間から亡くなる瞬間まですべて集めて、被相続人と血縁関係にある人をすべて洗い出す」という方法になります。
これをきちんと行っておかないと、後々になって実は血縁関係があった隠し子が出てきて訴訟沙汰になるなど、リスクを背負うことになりかねません。
ですから、戸籍収集は完璧に行っておく必要があります。
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マイナスの遺産って何?遺産の分類とその相続方法
遺産にはプラスの財産とマイナスの財産の両方が含まれます。
例えばプラスの財産であれば不動産や預貯金、マイナスの財産であれば負債や借金といったところになります。
こうした財産の相続の仕方についても三つの方法があります。
「単純承認」「相続放棄」「限定承認」の三つのなかから自分の状況で最適な方法をとる必要があります。
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『借金は遺産に入る?遺産の分類と遺産分割方法を解説!』はこちら
相続手続に必要なもの
相続手続きにあたっては非常に多岐に渡る書類を用意する必要があります。
相続人の確定のための戸籍の収集から始まって印鑑に至るまで様々なものを用意する必要があります。
こういった相続手続きは司法書士にすべて任せてしまうという手もあるので、忙しい人はそういった方法を検討してみるのも良いでしょう。
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相続手続きの無料相談実施中!
ここまで、簡単に相続の基礎を解説してまいりました。
しかし、これだけでは疑問が解消されないという方もいるかと思います。
そこで、そうした方に向けて当事務所では相続の無料相談を実施しております。少し話を聞いてみる程度でも一切構いませんので、是非一度ご相談にお越しください。
皆様がお持ちの疑問や悩みに答えるために、相続に専門特化した司法書士が親切丁寧にお話をお伺いいたします。
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