【奈良 遺産分割】仲の悪い兄弟同士で土地を相続するとトラブルになるために土地を売却して現金で分割したケース
状況
奈良市にお住まいの女性の方からの相談でした。
父が亡くなったことにより、相続が発生したため、相続手続きの依頼でした。
母は既に亡くなっており、相続人は相談者と兄弟である長男の2人とのことでした。
相続財産としては父名義の土地と建物だけでしたが、遺産分割協議を行った際にどちらが相続をするか話し合いがまとまらないため、協議が進まない状態でした。
当事務所からの提案&お手伝い
不動産を2人で相続しようとして協議が進んでいないということで、不動産を売却し、売却代金から諸費用を控除した残額について現金で分割することを提案しました。
結果
双方ともに現金による分割で納得していただいたため、売却を前提とした法定相続分での相続登記を行いました。
その後、奈良市の不動産業者に依頼し、無事に不動産の売却及び売却代金を分割することができ、解決することができました。
ちなみにそのまま争いに発展し、調停や裁判になった場合
④ 調停や裁判を行うために必要な費用(相続財産がその分減ることになります)
⑤ 解決に至るまでの期間(調停や裁判のため、1年以上かかる場合もあります)
⑥ 姉妹で争うという精神的苦痛
この3つが重くのしかかってきます。
土地や建物など、不動産の相続手続きをする場合、相続登記手続きが必要になります。
以下のページから、詳しい相続登記(不動産の名義変更)の解説をご覧になれます。
詳しくは当事務所の相続の専門家にご相談下さい。